#1のユニフォーム
「まあっ、こんなにたくさん…! すみません!」
「いえいえ! 本当に、つまらないもので…」
お母さんは袋を覗き込んで声をあげた。
「あの、この子、大翔っていいます。よければ、仲良くしてください」
女の人は隠れた、その大翔くんを引っ張って、私と向かい合わせた。
「結子っていいます。こちらこそ、仲良くしていただけたら嬉しいです」
お母さんは私の頭を押して、お辞儀をさせた。
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