#1のユニフォーム









ー…「西宮さん!」


「…っはい!?」



いきなり名前を呼ばれ、びっくりして振り返る。




そこには、いつも私を追い払いに来る先生が立っていた。



「まったく。先月からいつも言っているでしょう? 用がないなら帰りなさいって」


「あ、あの…っ」





よくこのやり取りがあったけれど、その度にうまく誤魔化して、大翔くんを待っていた。



でも今日の先生は、そうはいかないらしい。





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