#1のユニフォーム







そんな大翔くんを初めて見たから、なんだか可笑しくて笑ってしまった。




「ふふ…っ、私、待ってるよ、大翔くんのこと。それで、一緒に帰ろう」


「っ!」



そう言うと今度は、目を見開いて私を見る大翔くん。


それもまた可笑しくて、私はまた笑ってしまう。







「おおーい小崎! って、いたいた!」



すると向こうから、大翔くんと同じユニフォームを着た男の子がこちらに走ってきた。






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