ナンパ男がしつこい件について
「華和の方が細くない?」
「でも唯花の方が良い感じに肉ついてるけどね」
二の腕をぷにぷにされる。
「二の腕やめろ二の腕」
「…ちょっと太りました?」
目線をそらすしかなかった。
「デブ活するとこうなる…うん」
「彼氏、できたんだよね?」
強い視線を感じる。
「まあでもあいつにそんな気を使う必要…」
「…いままではあんな必死だったのに…」
呆れ顔をされましても、
あたしはパフェを食べます。