ナンパ男がしつこい件について




華和と、校舎を出た。



「じゃあ…宏哉が待ってるから、また今度ね!」



「うん!また今度!」




ぶんぶんと手を振る。




「はー…」




泣いた泣いた。




あたしも帰ろう。




今日でこの定期使うの最後かあ。




ちょっと惜しく思いながらも駅へ向かう。




…あれ。なんか人多いな…



卒業式シーズンだからな、これくらいなら大丈夫。




…あれ?前もこんなことあった…?







< 446 / 468 >

この作品をシェア

pagetop