♡White peach♡


渼「んーーー…。」


竜「お前、この門どうしようか、とか考えてんのか?」


渼「…そうだよ。」


誰だって考えるじゃん。こんなどでかい門目の前にして、2日目で遅刻。



竜「………バカ………。」


………は?バカ?すごい小さい声で言ったつもりだろうけど聞こえましたよ!?


渼「バカじゃないし…。」


あたしは、竜をキッ!と睨んだ。


だが、竜はたたなんとも無いかのようにあたしを見下ろす。


竜「………あれ、見えねぇの?」


…あれ?

あたしは、竜の指を差す方を見た。


そこにあったのは…インターホンだった。


まだ意味の分からないあたしは、


渼「あれが何よ。」

竜はあたしを見てふっかぁーい溜息をしてから、


竜「あれは、保護者、遅刻者、その他の人達の為にあるインターホンだ。」







< 63 / 140 >

この作品をシェア

pagetop