♡White peach♡
渼「んーーー…。」
竜「お前、この門どうしようか、とか考えてんのか?」
渼「…そうだよ。」
誰だって考えるじゃん。こんなどでかい門目の前にして、2日目で遅刻。
竜「………バカ………。」
………は?バカ?すごい小さい声で言ったつもりだろうけど聞こえましたよ!?
渼「バカじゃないし…。」
あたしは、竜をキッ!と睨んだ。
だが、竜はたたなんとも無いかのようにあたしを見下ろす。
竜「………あれ、見えねぇの?」
…あれ?
あたしは、竜の指を差す方を見た。
そこにあったのは…インターホンだった。
まだ意味の分からないあたしは、
渼「あれが何よ。」
竜はあたしを見てふっかぁーい溜息をしてから、
竜「あれは、保護者、遅刻者、その他の人達の為にあるインターホンだ。」