甘い悪魔。
すると悪魔の手が伸びてきて…
ペシッ
額にデコピンをされた。
「いった!いきなり何すんの!」
デコピンされた額を手で抑える。
地味に痛む。
力の加減ってものを知らないのか、この悪魔は。
「あ"?てめぇがちゃんと薬を飲まねぇからだろうが」
額を抑えていた手の上からまたデコピンされた。
んな!?
そう言われたって2回もデコピンしなくてもいいじゃんか!
あたしはムッと頬を膨らまして悪魔に背を向ける。