甘い悪魔。




あ。足をドアに挟むのが好きなんだ。




そうだ、絶対そうだ。
足邪魔とか言っちゃって申し訳なかったなー。




好きにさせとこう。




勝手にそう解釈したあたしは和穂の存在を無視してそのまま家の中に戻った。




もう一回寝ようかと思ったけど和穂のせいで目が覚めてしまったあたしは、自分の部屋で制服に着替える。




リビングへと行くと、あり得ない光景が。




大きなソファーに脚を組んで座ってる、悪魔。




何で勝手にヒトの家に入ってるわけ?




入っていいよ?なんて一言も言ってないんだけど。




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