バレンタインは素直に
ガチャッ!
「寒〜いっ!カイロ持って来ればよかった〜(泣)」
今は2月
だからまだ寒い
「その寒い場所で俺はずっと待たされてんだよ!また寝坊かよ!」
この声は
「凌我!おはよ〜っ♪」
「おはよ〜♪っじゃねぇよ!何分待たせんだよっいつもいつもっ!」
うわっ!やっぱり怒ってる〜
「ごめ〜ん(泣)寝坊しちゃった!」
「ったく、毎日毎日外で待たされてる俺の身にもなれよな!こっちはお前待ってる間ずっと寒ぃんだからな!」
「だからごめんってば〜!ちゃんと反省してるもん!そんなに寒いなら先行ってもよかったのに〜」
「あのなぁ、俺はお前の幼なじみで信頼されてるから登下校は一緒にって頼まれてんだよっお前を1人にするのは不安だからって!」
「登下校ぐらい1人でも平気だもん!子供扱いしないでよねっ」
「朝も1人で起きれねぇくせに十分子供だろっ」
「何よ〜!今日はたまたまアラームに気づかなかっただけだもんっ!」
あたしたちは言い合いながら歩き始めた