最強少女は恋をした
『私の情報をブロックしてくれませんか?実は、私の父が賭けの遊びがしたいと言い出して…』
「……あの馬鹿。自分の娘まで遊び道具に使って!!……苺ちゃんも大変だね。そーゆーことなら協力してあげるよ。」
『本当ですか?!ありがとうございます。』
白夜のお父さん優しくていいなー。私の父さんもあんな人だったらな。いいのに。
「いぇいぇ。…ところで白夜の事なんだが、あいつなんかと一緒に住んでもいいのか?」
『はい。私は構いません。そちらがよければ。』
「そうか?じゃあ宜しく頼む。」
『いぇ。こちらこそ。』
「苺、親父との話終わったか?」
『うん。』
「そうか。じゃあ俺の部屋行くぞ。」
『うん。…え?何で?』
「…話したいことがあるから。」
…話って何だろ?
階段を上って一番奥の部屋にはいった。
…うん。白夜の部屋にしては、なかなかいいと思うよー。
でもさ、必要な物しか置いていないってどーなのよ?
ちょっとぐらい何かあってもいいんじゃない?
そう…白夜の部屋は黒と白の二色しかなくて、しかも必要最小限の物しかない。
……………シンプル過ぎるや