最強少女は恋をした

―――

チュンーチュンー

…ん?朝?

私は、ベッドから起き上がった。

…ここ何処?
白夜と來は?

ガチャー
「苺ーおはよ!」
『あー來おはよー。…え?來?』
「そーだけど?」

は??え???
テンション高くない?
『來、大丈夫か?頭打ったか?』
「…」
「來は正常だ。昨日の來は、お前を警戒していただけだ。」
『あ、おはよー白夜。』
「おはよ苺。そろそろ時間気にした方がいいんじゃないか?」
『え?』

時計を見ると8時。

えっと…学校は8時30分までで、ここからだと歩きで20分ぐらいかかるから…

あと10分………

『えーーー!!!あと10分しかないじゃん!二人とも何で起こしてくれなかったの!?』
「気持ち良さそうに寝てたから。」
と白夜。
「寝顔可愛かったから。」
と來。

………昨日、何で居なかったのかわかった気がする。



自由過ぎるんだ、二人とも。
だから朝見たとき居なかったんだ。



ってそんなこと思ってる場合じゃなーい!

『着替えたいからこの部屋借りるね!』
「あぁ、わかった。來行くぞ。」
「苺、下で待っとくから!」
『わかった。』

私は、8分で着替えて下におりた。


勿論、黒のカラコンをして。
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