最強少女は恋をした

間に合ったって感じか?

私たちは教室に向かった。

ガラッー

シーン

何この空気?

「「「「キャーーー!」」」」
と悲鳴をあげている女たち。

私たちは女たちを無視して席に座った。
すると丁度、直ちゃんが来た。
「お前等ー席につけ。えー、休みは…」

と出席確認して直ちゃんは、教室を出た。

白夜と來は、どっか行ったから暇だなー。
…眠いから寝よー。

一時間後

「「「「キャーーー!」」」」

五月蝿いな。…今度は何だ?

重たい頭を上げて廊下の方を見た。


げっ!
あれって確か雷鬼って族の幹部たちだ。
…なぜここに?

長く見すぎたせいか一番後ろに居た、総長って感じのオーラが半端ない人と目が合った。

すぐに目をそらしたが……遅かった。

ぞろぞろと教室に入ってきて

「お前転校生か?」
と目が合った人に声をかけられた。

…どうしよう。
廊下を見ると、険しい顔をした白夜と來が居て、その隣に、笑いそうなぐらいにやけている直ちゃんが居た。

直ちゃん面白がってるだろ!
…やりたくなかったが、しょうがないか。

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