最強少女は恋をした

「全然下手じゃなかったぞ?」

『お世辞をどーも。』

「…続き弾いて。」

『え?あ…うん…』

下手なのにいいのかな?絶対音感もっててもYA〇〇HAとかピアノ教室とか行ってないから全部耳コピなんだけど…

…こーなったら満足するまでやけくそで弾いてやる!

♪~♪~♪~

_________


あぁ~
沢山弾いた~
満足、満足♪

「…苺スゲーな。」

『え?本当?』

「あぁ。どっかの教室で習ってたのか?」

『習ってないよ?ほぼ耳コピ(笑)』

「ただいま~!」

『あ!來お帰り~!散歩どうだった?』

「サイコーだった!!特に海!スッゲー綺麗にキラキラに見えた!しかも風がいい感じにふいていて気持ちよかったよ!」

『そっか。私もこの近くの海好きなんだ!夏休みはあそこで遊ぼう!』

「おう!俺もあそこの海気に入ったしな!」

『よし!決まりだね!…てか今何時?』

「6時12分。」

『あー!ご飯作ってない!!少し待ってt「ご飯作った。」』

………え?白夜今なんて言った?ご飯作ったって?

『白夜今なんて?』

「だから、ご飯作った。桜がピアノ弾いてるとき。」

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