友を待つ猫来る
「僕達は、ケータイ小説と言う戦場にいるみたいだね。だいたいが流した作品或いは媚びた作品だよ。
そういう中でいかに自分自身を貫くかだね。
戦場に居て応援が欲しい。猫の手も借りたいのに本当に猫が来るなんてね。」
僕が笑うと彼女も笑った。
僕は彼女よりも辛辣だった。
ケータイ小説に対して悲観してたし、駄目な作品はこき下ろした。
彼女の作品に対しても駄目なら駄目と厳しかった。
彼女は、そういう僕を笑ったが、そうでないと貴方らしくないとも言った。
僕の毒舌ぶりを彼女は楽しんでいた。
だが、お互い良いと思ったら良いよねあの人とミーハー丸出しで話したし、応援したいよね~と話した。
彼女は、自分自身の作風がサイトに合わないと悩んでいた時期があり読み専に変わろうかと迷った事があったが僕は止めた。
僕は好きに書いてるんだから貴方も好きに書けば良いんですと止めた。
彼女は路線を変え始めた。
僕は、それを驚きながら誉めた。