俺様王子とキケンな契約!?
乱れたその服
ふんわりとしたその素肌
漏れる甘い声
火照った頬
気づけば理性なんてものはぶっ飛んでいた。
ただ、溺れた。
目の前のこの女に。
この欲望が満たされるなら誰でもよかった。
“あのとき”からオレにとってオンナは
ただのオモチャ────
カラダだけ。ただその欲望を満たすだけのモノ。
そこに“愛”なんてモノは存在しない。
────しなくていい。
裏切られるなら、こっちが利用して捨ててやる。
オンナという生き物はみんな一緒だ。
“あのとき”からオレの心は荒んでいた。
もしかしたら、こんなオレを変えてくれる誰かを
────探していたのかもしれない。