俺様王子とキケンな契約!?
「ちょっとー芽衣〜?」
そのとき後ろから理沙の声が。
「理沙っ……白馬の王子様があたしの名前知ってた……」
「うそっ!……よかったじゃない〜もしかして王子様も芽衣のことが気になってたのかもね〜」
なんて、んふふと笑う理沙。
「しかも、最後…芽衣ちゃんって呼ばれたぁ!!」
「あーはいはい。よかったわね〜、ほらアイスいこ♪♪」
理沙はアイスが楽しみなのかあたしの手を引っ張って昇降口を出た。
◇◆◇◆◇
理沙と帰りにアイスを食べて他愛ない話をしていたらすっかり夕暮れに。
理沙と別れたあたしは真っ直ぐに家に帰った。