俺様王子とキケンな契約!?
「へっ?どこ…!?」
口の端にべっとりつけやがって。
お前はガキか。
「……そのままジッとしてろ。」
そう言うと、芽衣は素直にジッとして。
オレは芽衣に近づき端についたヨーグルトを舐めた。
「ひゃっ!??」
「変な声出すなよ。」
芽衣は相当ビックリしたのか椅子から転がり落ちた。
「な、ななな!何をっ!何する!!」
「何って、親切にとってあげただけだろ。」
「と、とってあげたって…な、ななな…舐める、ことないでしょ!!」
すると、芽衣はクッションを盾にして防御体制をとった。
いつもことあるごとにクッションで防御体制なんかとりやがって。
そんなんで、守ってるつもりか?