俺様王子とキケンな契約!?



それから、数週間後。


クラスでは文化祭に向けて準備が始まった。



「ねぇ、ねぇ!一条くん、この衣装似合いそうじゃない!?」



「いいじゃない〜!一条くん絶対似合うぅ〜」



女子たちはきゃっきゃしながらレンタルで借りてきた衣装を選んでいた。




「ったく、キャーキャーうるさいのよ。」


理沙はそんな女子たちを睨むようにしてそう言い、トンカチ片手に看板を作っていた。


さすが、理沙。

男前だ……



その他、店内に必要な飾り付けを作っていると

また女子たちの声が聞こえてきた。




「ねぇ、知ってる?C組、ホストクラブやるらしいの!!」



「まじでぇ?C組って、神矢くんと相馬くんがいるじゃない!絶対行くぅ〜」




……ホストクラブ!??





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