俺様王子とキケンな契約!?
「……こ、こんなの着れないよ…」
渡されたのは、レースがふんだんにあしらわれた薄ピンクのドレス。
お姫様ですかっ!?
……プリンセスカフェだからそれはそれでいいのか
って、ムリに決まってる!!
「いいじゃない〜。可愛いし、芽衣似合うと思うよ?」
似合うと思うよって、こんな肩丸出しのドレス着れるわけないでしょ!!
「これビスチェだよね……こんなの着て店に出ろって!?」
これ文化祭だよね?
露出度高くない!?
「なーに言ってんの。あたしも似たようなドレスなんだから文句言わないの〜」
そう言い、理沙は無理やり更衣室に押し込んだ。
ヘアメイクなど着替えが終わりカフェである教室に向かうと、もうほとんどみんな着替えを終えて待っていた。