俺様王子とキケンな契約!?
「おー、芽衣ちゃ〜ん!!っ、…り、理沙ちゃんっ……」
慶樹くんは理沙のドレス姿を見るなり、目をハートにさせクラッとふらつく。
「ったく、はいはい、ジュースありがとね。」
理沙は慶樹くんからジュースを預かるとあたしに渡してくれて
ジュースを飲もうとしたとき、なぜか神矢くんにグラスを取られてしまった。
「姫、オレが飲ませてやるよ。」
ニヤリと、不適に微笑んだ神矢くんは口にジュースを含んだ。
そして、ゆっくり近づいて来て
片手であたしの頭を支えた。
「……えっ?飲ませ…?」
「お姫様には、王子が口移しで飲ませるってゆうサービス!」
そのとき、復活した慶樹くんがふふっと笑いながら言った。
さ、サービス?
く、口移しぃいい!??