俺様王子とキケンな契約!?
「何のために指名料多めに払ったと思ってんの。延長料金払うからここにいなさいよっ!!」
神矢くんを睨む理沙。
ど、どうしたんだろ……
「あ〜もっとイケメンくん呼んで来てぇ〜菊池くんと〜松野くんと〜もーみんな連れて来てぇ〜!!!」
目がトロンとした理沙は頬を赤く染めてそう叫んだ。
「アイツ、ジュースで酔ってんのか?」
神矢くんは理沙を横目にそう言う。
「さ、さぁ?」
「はーやくしなさいよぉ〜!!」
隣にいる慶樹くんもタジタジで……
「……もしかして、例の男の人と何かあったとか」
「例の男?」
「あたしもよくわからないんだけどね。」
何もないならいいんだけど……
「おい!聖っ!お前にお客!」
そのとき、また個室の外からそんな声が聞こえてきた。
そして、一人の女の子が現れた。