俺様王子とキケンな契約!?



「最近、相手してくれないじゃん〜久しぶりに相手してよぉ〜」



ベタベタと触ってくる女たち。



オレは今までこんなヤツらを構ってたと思ったら吐き気が襲う。



「お前らいい加減に…」


そう、追い払おうとしたとき。



「ダメよ。黒王子はこれからあたしの相手するんだからっ!」



聞き覚えのあるオンナの声がして振り返ると、相川理沙が仁王立ちで立っていた。



「お前……」



「ほーら!行くわよっ!」



すると、相川はオレの腕を掴んで店を出た。




「おい、止まれ!酔っ払い女っ!」



「うるさいわねぇ!助けてあげたんだから礼の一言ぐらいあるでしょ、?」



……クソっ。

この女……






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