俺様王子とキケンな契約!?


「さっきの女の子。星野…芽衣、ちゃんだっけ?あのコさ、かなり上玉だって人気だよな〜噂通り可愛かったし」


なんて、少し頬を染めて言う慶樹。



「“高嶺の花”って言われてんだぞ?そんなコとよく同居まで持ち込んだよな〜そこんとこ聖尊敬するわ〜」



あれのどこが高嶺の花だ。
雑草の間違えだろ。


でも、まぁそれなりに可愛いんだろう。
入学のときから騒がれてたがアイツ本人は全く気づいてないだろう。


現にオレのタイプでもあるし。


慶樹には言わねぇが。



「でもさー、芽衣ちゃん鈍感そうだけど気強そうだよなー。まぁ、そこがいいんだろうけど。なんかゾクゾクするわ〜」



「慶樹、黙れ」



「聖は芽衣ちゃんみたいなふわふわしたコタイプじゃねーもんな。聖は大人な女が好きだもんなー?」


遊んでた女はみんなそんなヤツらばっかだからな。



「オレはねぇ、芽衣ちゃんと一緒にいたコがタイプかな〜。」


そろそろ黙れよ、慶樹。







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