俺様王子とキケンな契約!?
出会ったあのときは運命と言うには残酷で最悪だった。
こんな女ったらしの男と同居なんて考えてもみなかったのに。
知っていくうちに、どんどん惹かれて好きになる。
恋ってどこに転がってるのかわからないんだね。
すっかり直った天井を見てそう思った。
「おい、何違うこと考えてんだ。」
「…ふふ、ナイショ。」
「バーカ、オレのことだけ考えろ。」
バーカ、
もう神矢くんのことしか考えられないよ。
そんな思いで唇を重ねたのだった。