俺様王子とキケンな契約!?
ってか、待てよ?
何でアイツがここに帰ってることになってる?
まだあたし一緒に住むなんて承諾してない!
よし、このまま家に入れなければいいんだ。
ここはオートロックで番号なしじゃ入れないし!
さっきまで曇っていたあたしの心は一気に晴れやかになった。
どうしよ、ふふ。
にやけとまんない。
アイツ帰ってくるのまだかな〜なんてウキウキしながら待っていると……
ガチャっ
とリビングのドアが
開くような音がして────
気になって振り返ると……
そこには、腰にタオルを巻きつけたあの男の姿がっ!?