俺様王子とキケンな契約!?



ジリジリとあたしに詰め寄る男。


「ななな何よ!さっきのは騙したのね!!最低っ!近づくなバカ!」



「対外あれでオンナは落ちんだよ、ぶっ。お前まじ素直だな」



なんて言ってる間にソファーの端まで追い詰められてしまった。



「やっぱりあんたみたいな変態男と住めるわけないっ!」


すると、男は顔を歪めた。



「……あんた、じゃねぇよ。神矢聖。」



「……っ、出てっ────……きゃっ」



言い終わるまでにソファーに押し倒された。


目の前には端整な顔が。

まだ髪が少し濡れたままで色っぽい。



「…神矢、聖。呼べよ。」



ポタポタと髪から落ちる雫。






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