俺様王子とキケンな契約!?
「……っ…神矢…くん、」
あたしがそう呼ぶと神矢くんはため息をついてあたしの上から退いた。
あたしも慌てて起き上がる。
「同居してもいいけど…あたしに変なことしたらっ!」
すると、ふっと神矢くんは笑った。
「お前みたいなちんちくりんに手ぇ出すわけないだろ。そんな困ってねぇから」
と、あたしを見て笑った。
なっ!!失礼なヤツ。
あからさまに手出します!とか言われてもだけど……。
「まぁ、芽衣がどうしてもってゆうなら?」
……は?
「言うわけないっ!ってか芽衣って呼ぶなっ!!」
そう言うと神矢くんはあたしを見つめて……
「じゃあ…寝るか。」
と言った。