俺様王子とキケンな契約!?
「いつまで寝てんだ、起きろ。…パンツ丸見えだぞ」
────!!?
パッと夢から覚めたあたしは目を見開いた。
すると、どアップの端整な神矢くん顔が…!
「き、きゃ────んんっ」
あまりにもの驚きに悲鳴をあげようとすると神矢くんの手で口を塞がれてしまった。
「朝っぱらから叫んでんじゃねぇよ。ほら、早く起きろ」
やがて離れる神矢くんの手。
あたしは大量に酸素を吸った。
「だっ!…だって、神矢くんがいるから……」
「ふーん?…オレがいたからドキドキしたんだ?」
妖艶な笑みを浮かべる神矢くんはあたし顔の横に手をついた。
「……っ!……これじゃ、起きれないよ…」