俺様王子とキケンな契約!?
「手出したらって言ったよね……?」
「出してないじゃん?」
ふっ、笑うと神矢くんはリビングに行ってしまった。
確かに……でも完璧いまのはキケンだったよね!?
あたしも神矢くんの後に続いてリビングに向かった。
「か、神矢く……ひゃ」
おでこに一枚の紙を貼られた。
「な、何これ……」
「ん、契約の条件。」
改めて紙を見ると、契約条件!と書かれていた。
これは神矢くんが書いたのだろうか。
達筆で驚いた。
契約条件に書かれていた内容は────
一、同居していることは秘密にすること。
二、同居は天井修理が終わるまでの間。
三、食事は全て星野芽衣が作ること。
四、星野芽衣は神矢聖が守ること。
五、他の女は絶対に家に入れないこと。
六、星野芽衣には手を出さないこと。
(※同意があれば良い)