俺様王子とキケンな契約!?
────という、内容だった。
ツッコミどころが満載なんだけど……
「ちょっと神矢くん!何この条件!!」
「あ?文句あんの?これ昨日夜中まで書いたてたんだからな。」
と、鋭い目線を送ってきた。
「……っ!ど、どう考えてもおかしい!一、二、五はおかしくないとして…何であたしがあんたの分の食事まで…っ!」
すると、神矢くんはニヤリと微笑んだ。
「ふーん、いいんだ。同居してることバラしちゃおっかな〜バレたら芽衣ちゃんどうなるかな〜」
────なっ!!
「ひ、卑怯!!バラしたら契約破棄だもんね!!」
「とか言って、お前も友達に話してんだろーよ。」
────!!
何故それを……。
確かに、理沙だけには伝えたけど…。
「だけど、それとこれとは……!」
「オレも慶樹には言った。つーことで、お互い様な、」
と、あたしの頭を軽く叩いた。