俺様王子とキケンな契約!?
あたしは何も言い返せなくなり黙り込んだ。
「わかった。神矢くんのご飯つくるけど…さ。最後のあれ何?」
「あ?最後の?」
「六だよ六!!あたしには手を出さない。だけでいいでしょ?何あの最後!」
すると神矢くんは、ははっと子供のように笑った。
「あーあれね。無理強いにはしねぇけど許可があれば…ってこと。」
と、説明した。
なるほど……
「って、きょ、きょきょっ…許可なんてしないもんっ!!ぜっ、絶対にっ!!」
するとまた、神矢くんは笑った。
「まぁ、楽しみにしてるわ。」
と、神矢くんは不吉に笑うとブレザーを羽織り玄関に向かった。
「あ、朝ごはんは…?」