俺様王子とキケンな契約!?
メール内容は、
オレ、まだ芽衣ちゃんのこと好きだから。
明日もう一回話したい。放課後三年の教室で待ってる。
という、内容だった。
「明日もう一回話してみる。」
「は?何言ってんの?芽衣あんた何されるかわかんないのよ……これだから経験ない子は……」
頭を抱える理沙。
「わかってる。でも、このままズルズルいくわけにもいかないし。明日ちゃんと話してみる。」
そう言うと理沙は納得してくれたみたいで。
「まあ、芽衣には神矢くんいるもんね。守ってくれるんでしょ?」
「神矢くんのことだから口だけだと思うけど。」
なんて、言いつつもどこかで頼っている自分がいた。