俺様王子とキケンな契約!?


そのとき、理沙と神矢くんに言われた言葉を思い出した。


『三浦先輩。あんまり良い噂聞かないわよ。神矢くんなみに。』


『ふーん。ソイツ、危ねえから気をつけた方がいいぞ。』


やばい。隙を見せすぎたのかもしれない。


「早く、どいてよっ!!」


さっきよりも強気で言ったつもりだが先輩には効果がないみたい。



「へぇー、強気なのもいいじゃん。初めてならオレが教えてやるよ。」



先輩はそう言うと、あたしの首筋に顔を埋めた。


っ…!


やだよ、怖い。



先輩は片手であたしの両腕を頭の上で拘束するともう片方の手でブラウスのボタンを外してきた。



「……や、……やめ、て」


思ったより恐怖に怯えて声が出せない。



「そう怖がんないでよ。オレが気持ちよくさせてあげるからさ。」


耳元でそう囁く先輩。




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