俺様王子とキケンな契約!?
すると、神矢くんは胸からお腹まで軽く触れたと思ったらスッと軽くなった。
「目開けろ」
あたしは恐る恐る目を開けると普通の天井が目に入った。
横を見ると、隣のベットに座った神矢くんが今にも吹き出しそうな笑いを堪えていた。
「……え?なに?」
「ボタン」
「……ボタン?」
あたしは半信半疑のままブラウスのボタンを見ると、全てきっちり閉じていた。
も、もしかして……目閉じろって
ボタンを閉めてたから?
「お前の幼児体系なんか見たくねぇからな。」
と言って、神矢くんはイジワルく笑った。
「なっ!!し、失礼な!!幼児体系じゃないしっ!そ、そそれなりに成長ししてる…もん!」
「まあ、それなりに、な。」
とまた、笑う神矢くん。
何がそんなにおかしいんだか。