もう一度抱いて
「そ、それとこれとは話が違うわ。
私とトモオ君は付き合ってるんだもの。
あんまり仲良くされると、正直困るわ」
「ふぅん…。
でも、俺らみんな仲ええんやで。
里桜ちゃんとキョウセイかて仲ええよ、実際」
どうして相原君はさっきから、京香に冷たい態度なの?
ワケがわからない。
「ムカつく?」
相原君の視線は冷たい。
「い、行こう。トモオ君。
彼とじゃ話にならない」
立ち上がる京香。
キョウセイはビックリした顔をしたままだ。
「逃げんの?」
「に、逃げてなんか…」
「俺、核心ついてると思うんやけどな。
ホンマはムカついてんちゃう?
里桜ちゃんに」
相原君の言葉に、京香は唇を震わせている。
「俺らがいてたら、ほんまのこと言えへんかな?
キョウセイ、席外すで。
小山も亜美ちゃんも、乗馬行こ」
突然のことに、みんなビックリして目を見開いている。
「相原君…?」
思わず問いかければ。
『本音で向き合うんやろ?
今がチャンスや』
相原君は私の耳元で小さな声で言った。
「ほな、行くでー」
私とトモオ君は付き合ってるんだもの。
あんまり仲良くされると、正直困るわ」
「ふぅん…。
でも、俺らみんな仲ええんやで。
里桜ちゃんとキョウセイかて仲ええよ、実際」
どうして相原君はさっきから、京香に冷たい態度なの?
ワケがわからない。
「ムカつく?」
相原君の視線は冷たい。
「い、行こう。トモオ君。
彼とじゃ話にならない」
立ち上がる京香。
キョウセイはビックリした顔をしたままだ。
「逃げんの?」
「に、逃げてなんか…」
「俺、核心ついてると思うんやけどな。
ホンマはムカついてんちゃう?
里桜ちゃんに」
相原君の言葉に、京香は唇を震わせている。
「俺らがいてたら、ほんまのこと言えへんかな?
キョウセイ、席外すで。
小山も亜美ちゃんも、乗馬行こ」
突然のことに、みんなビックリして目を見開いている。
「相原君…?」
思わず問いかければ。
『本音で向き合うんやろ?
今がチャンスや』
相原君は私の耳元で小さな声で言った。
「ほな、行くでー」