もう一度抱いて
奇妙な展開へ
「はぁ~~~?
京香の彼氏が磯村君だった~~~?」
講義室に亜美の大きな声が響き渡る。
次の週の月曜日。
私は亜美に、京香と会った時の事を話していた。
「シーッ!ちょっと亜美、声大きいっ」
私の言葉に、亜美が肩をすくめる。
「だ、だって、ビックリなんだもの。そんな偶然があるんだなって思って…」
ホント、そうだよね。
世間は狭いって言うけど、ここまで狭くなくてもいいのに。
「磯村君って、ああいうのがタイプなんだー。
なんか、ちょっと意外…」
京香は美人で、高校時代も男子にすごく人気があった。
あんな美人に迫られたら、男性なら誰でもコロッといくんじゃないかしら。
だから磯村君も、例外じゃなかったってだけのことだ。
「って事はさぁ、あの子、ライブを見に来たり、バンドの練習に来たりするかもしれないわねぇ…。
やだー。もう会いたくないのにー。
また京香と顔合わすようになっちゃうじゃなーい」
亜美は本当にイヤそうな顔をしている。
「あー、でも京香は社会人だし、さすがに大学までは遊びに来ないわよね?
今日小山君達、課外活動ホールのスタジオが使える日らしいのよ。
里桜。午後の講義が終わったら、一緒に行かない?」
京香の彼氏が磯村君だった~~~?」
講義室に亜美の大きな声が響き渡る。
次の週の月曜日。
私は亜美に、京香と会った時の事を話していた。
「シーッ!ちょっと亜美、声大きいっ」
私の言葉に、亜美が肩をすくめる。
「だ、だって、ビックリなんだもの。そんな偶然があるんだなって思って…」
ホント、そうだよね。
世間は狭いって言うけど、ここまで狭くなくてもいいのに。
「磯村君って、ああいうのがタイプなんだー。
なんか、ちょっと意外…」
京香は美人で、高校時代も男子にすごく人気があった。
あんな美人に迫られたら、男性なら誰でもコロッといくんじゃないかしら。
だから磯村君も、例外じゃなかったってだけのことだ。
「って事はさぁ、あの子、ライブを見に来たり、バンドの練習に来たりするかもしれないわねぇ…。
やだー。もう会いたくないのにー。
また京香と顔合わすようになっちゃうじゃなーい」
亜美は本当にイヤそうな顔をしている。
「あー、でも京香は社会人だし、さすがに大学までは遊びに来ないわよね?
今日小山君達、課外活動ホールのスタジオが使える日らしいのよ。
里桜。午後の講義が終わったら、一緒に行かない?」