もう一度抱いて
「たったの4日…。
いや実質3日か…?もっと短いかもしれへん。
やっと思いが通じ合えたのに、アイツらが一緒におられたんは、ほんまに少しの時間やった…」
退部届を出した里桜ちゃんを、キョウセイが追いかけたんや。
そこでアイツは、自分の思いを里桜ちゃんに伝えたんや。
「たった数日やったけど…。
ほんまに幸せそうやった…」
普段無表情なキョウセイが、あんなに表情変えんの初めて見たし。
会議室での打ち合わせ。
二人でこっそり手繋いどった。
嬉しうて仕方なかったんやろ。
やっと思いが通じ合えたんが…。
あんなに幸せそうなら、俺が入り込む隙はないと思った。
心から祝福出来ると思った。
せやのに…。
あっと言う間に、終わってもうたんや。
いや実質3日か…?もっと短いかもしれへん。
やっと思いが通じ合えたのに、アイツらが一緒におられたんは、ほんまに少しの時間やった…」
退部届を出した里桜ちゃんを、キョウセイが追いかけたんや。
そこでアイツは、自分の思いを里桜ちゃんに伝えたんや。
「たった数日やったけど…。
ほんまに幸せそうやった…」
普段無表情なキョウセイが、あんなに表情変えんの初めて見たし。
会議室での打ち合わせ。
二人でこっそり手繋いどった。
嬉しうて仕方なかったんやろ。
やっと思いが通じ合えたんが…。
あんなに幸せそうなら、俺が入り込む隙はないと思った。
心から祝福出来ると思った。
せやのに…。
あっと言う間に、終わってもうたんや。