もう一度抱いて
2TR復活!
私達のプログラムのひとつ前のバンドの演奏が始まり、私達は舞台裏で準備をしていた。
ギターを持って来ていなかったキョウセイは、同級生にギターを借りて、今音の調整中だ。
私は久しぶりの緊張感に、心臓がバクバクしていた。
最初はまばらだったお客さんの数が、プログラムが終わりに近づくほど人が増えて。
今は満席で立ち見までいる。
2TRは去年もプログラムの最後だったらしい。
彼らの演奏を楽しみにしているお客さんも大勢いるのだ。
あぁぁ、どうしよう…。
プレッシャーだよう。
「もうそろそろだよ」
小山君が声をかけてきた。
「ほな、円陣組もか」
相原君の合図で円陣を組む。
後から合流した亜美も一緒だ。
「2TR、最後の大学祭。
楽しんで行くぞーーー!」
「おーーーーっ!」
私達はパンパンと拍手をしながら、舞台袖へと足を進めた。
ギターを持って来ていなかったキョウセイは、同級生にギターを借りて、今音の調整中だ。
私は久しぶりの緊張感に、心臓がバクバクしていた。
最初はまばらだったお客さんの数が、プログラムが終わりに近づくほど人が増えて。
今は満席で立ち見までいる。
2TRは去年もプログラムの最後だったらしい。
彼らの演奏を楽しみにしているお客さんも大勢いるのだ。
あぁぁ、どうしよう…。
プレッシャーだよう。
「もうそろそろだよ」
小山君が声をかけてきた。
「ほな、円陣組もか」
相原君の合図で円陣を組む。
後から合流した亜美も一緒だ。
「2TR、最後の大学祭。
楽しんで行くぞーーー!」
「おーーーーっ!」
私達はパンパンと拍手をしながら、舞台袖へと足を進めた。