もう一度抱いて
私達は早速、床に座って歌詞を書き始めた。
私が思い付いたイメージを言葉にすると、磯村君が曲に合うように言い換えたり、もっとしっくり来る言葉に直してくれる。
私達はお昼を食べたり、お菓子をつまんだりしながら、飽きもせずにひたすら歌詞を書き続けた。
そうやって二人で頑張った結果、三曲の歌詞がついに仕上がった。
「やった~。出来た~」
嬉しくて、思わず両手を上げて万歳をする。
「出来たな。すげぇよ、アンタ。根性あるなあ」
磯村君も嬉しそうに笑う。
「せっかく出来たし、歌ってみるか」
「え…?」
急に言われてドキッとしていたら、磯村君がギターを取り出し、小さなアンプとギターを繋いだ。
「じゃあまず、この曲からね」
そう言って磯村君は、綺麗な細長い指でギターを弾き始めた。
私が思い付いたイメージを言葉にすると、磯村君が曲に合うように言い換えたり、もっとしっくり来る言葉に直してくれる。
私達はお昼を食べたり、お菓子をつまんだりしながら、飽きもせずにひたすら歌詞を書き続けた。
そうやって二人で頑張った結果、三曲の歌詞がついに仕上がった。
「やった~。出来た~」
嬉しくて、思わず両手を上げて万歳をする。
「出来たな。すげぇよ、アンタ。根性あるなあ」
磯村君も嬉しそうに笑う。
「せっかく出来たし、歌ってみるか」
「え…?」
急に言われてドキッとしていたら、磯村君がギターを取り出し、小さなアンプとギターを繋いだ。
「じゃあまず、この曲からね」
そう言って磯村君は、綺麗な細長い指でギターを弾き始めた。