ディスオーダー【短編集】
1 → ミミ

「ユミコ!私たち、ずっと友達だよね!」


 友達のミミに、嬉しそうにそう言われ、私は同意の意を示すためにコクンとうなずいた。

 そう、私とミミは友達。


「生まれる前から友達だったんだよ~」

 と、夢見がちなことを言われた時はさすがに苦笑しちゃったけれど。

 もしも本当にそうだったのなら、すごい運命を感じる。


 私とミミが、幼い頃からずっと一緒だったのは確かなのだから、きっとこれからも何があってもずっと一緒なんだ。


 世界で1番の友達であるミミ。

 私と友達になってくれて、私と出会ってくれて、本当にありがとう!

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