こちら、なんでも屋でございます【2】
「あはっははっ!なんでもありだね」
「お前悪い奴…沙羅からの命令でお前を始末しないといけない」
「………言うねぇ…言ってくれるねぇ」
「?」
「でも、俺…実は強姦の趣味があったりして?」
「!?」
男が一瞬セシルの視界から消える。
消えたかと思うと素早く背後に回り込まれておりそのままセシルは口を抑えられる。腰もガッチリと掴まれてて身動きが取れない。
「結構いいカラダ❤」
「………な」
「?」
「私に触れるな」
「!?」
男の腹部に銀のナイフを突き刺す。
「うぎゃあああっ!!」
「これは悪魔に効くナイフ」
「お……まっ……」
「言ったはずだ、始末すると」
「まさか………闇の狩人……っ」
パチンッ
「うぎゃぁあああああああああ!」
式神様が男に銀の武器を突き刺す。
男は身動きがとれない程になるまで武器を刺された。
「…やった、か?」
男はもう虫の息。
後は息の根を……
「なーんてね」