こちら、なんでも屋でございます【2】


「おーい、レイーン」
「何だ、聴こえてる」
「ねね、食べないの??美味しい内臓さんだよー?」
「いらん」
「…チッ」
「!?」

男はレインの頭をつかみ上げる。
そして、レインの顔面を先程まで生きていた内臓に向かって押し付ける。

「喰よ、クズ」
「んぐぅっ!!」
「喰よ喰よ喰よ喰よ……喰っつてんだろおおおおおお!!!!!!」
「んぐぅっ!!!」
「なぁ、美味いか?美味いか?折角俺が用意したんだ、喰よ…なぁ??」
「やめっ…」


生臭い内臓がレインの口の中に押し込まれる。
口の中に嫌な味が広がる。


思わずむせ返った。



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