こちら、なんでも屋でございます【2】
009



「待て!!リリス!!」
「ちょっと!!来ないでよぉ!」
「お前も同罪だ!!覚悟ォオ!!」
「ちょっとぉ!レディーに対する礼儀がなってないんじゃない?」
「誰がレディー?僕にはお前は雌豚にしか見えないんだけど?」
「そういうプレイなの?でも私、そういうプレイも…」
「黙れ、この悪趣味」
「!?」




パアンッ!!



「ぐあああああああっ!!」



パアンッ!!


パアンッ!!




やがて空を飛んでいたリリスは地上に落ちてきた。


落ちてきたリリスは全身を痙攣させ、口からはおびただしいほどの血が流れ出て銃で撃った部分から除々に灰になっていく。



「ま、所詮は下級だ」
「ぎゃあ…ぁっ……」
「死ね」



パアンッ!!




最後の弾は見事にリリスの脳を貫いた。



まだピクピクと震えている。


「あー……マジ、楽しいわ」



僕は笑いをこらえながら兄さんたちの所へ戻る。




―――



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