こちら、なんでも屋でございます【2】



「んぅっ…はぁぅっ…」



吐息とともに出てくる甘い変な声。


「はぁっ…やっ…やめ、んぅっ…」
「レイン、好き…大好き」


激しいキスが繰り返され、私は段々フラフラしてきた。
酸素が足りない。
苦しいっ!!!



やっと、綺羅の口が離れた。



「はぁっ……綺羅、のバカっ……」
「ごめん…ッ、つい」
「死ぬかと思った、だろ」
「大丈夫、キスぐらいでは死なないから。多分」
「多分だと!?」
「だから、もっとしていい?」
「………今日だけだ」
「ありがとう」



拘束されていた両手が解放され、私はその両手で綺羅を強く強く抱きしめた。
すると、綺羅もそれに応じて抱きしめてくれた。




私達は時間を忘れ激しいキスを交わした。





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