大切なきみに
海に戻ると
お肉のいいにおいがした。みんなでバーベキューを始めた☆
「太郎!なす食べな!ピーマンもたまねぎも!野菜食べて背のばしな!」
まゆがそう言うと
みんな笑った。
みんなで花火をして
巨大テントに
5人入った。
太郎は疲れて寝ていた。りょうとれんは
話していた。
まゆとあたしは
砂浜に座っていた。
「ねっ‥ねぇちか。」
「ん?」
「なんかあたしね‥好きな人いるんだ」
「ああ!前言ってたよね☆誰々?」
「‥うん‥実は‥れんなんだ。」
「えっ?‥‥へぇ☆」
「小学校の頃から好きなんだ‥」
「そっか!‥」
静かに波音だけが
響いた‥――