大切なきみに

「え!?」
私は思わずまたれんを見てしまった。


「ばーか見んなよ!照れんだろーがっ」
れんは照れていた。



私たちは手を握ってた。


ずーっと花火が終わるまで‥‥

このまま時間が止まればいい。

そう思っていた。
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