大切なきみに

プルルルル‥

れんの携帯が鳴った。


「あ!りょうだ」

「早く出てみて!」

れんは電話に出た。
「もしもしりょう?‥え?‥は!?」

電話先では
どうやらパニックになっているらしい。


「お前とりあえずまゆの家来い!」
れんは電話を切った。


「りょう何だって?」
みんなが聞いても
れんは答えなかった。


時間がしばらく過ぎた頃りょうがまゆの家に来た。
< 42 / 104 >

この作品をシェア

pagetop