大切なきみに

「なれるよ。だってあたしとりょうの子供がここに居るんだよ?お金とか‥そんな問題で‥あたしはりょうを失いたくないの。三人でがんばろ?」


私たちはりょうの背中をたたいた。


りょうは涙目で
こう言った‥


「俺がお前等を幸せにする。美咲、俺と結婚しよう」


私たちは
嬉しくて泣いた。

美咲ちゃんも
泣いていた。
おなかをさすりながら‥
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