大切なきみに

「おまえんち着いた!起きろー」
れんは笑っていた。

私は自転車から降りた。


「じゃあな☆」
れんは手を振った。



なぜか分からないけど
このまま別れたくなかった。別れたらもう会えない‥そんな不安がおそった。



「れんっ!!!!」
私は叫んでいた。


「ん?なんだよ」
れんは自転車を降りた。


私は急に恥ずかしくなった。


「お前変だよ?笑なんかあったのか?」
れんは優しく聞いてきた。


分からないけど
なんか‥涙が溢れた‥―
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