大切なきみに

「かわいー☆まゆさんきゅ!」

そう言ったのは
三人の中で1番背の小さいお調子者そうな男の子だった。

「え?」私はまゆに聞いた。


「あーこいつがね、ちかに惚れたみたいで!連れてこい連れてこいってうるさかったんだ!」
まゆはそう言った。


「ちょ‥おいまゆ!惚れたなんて俺言ってねーだろっ‥!」



私は思わず笑ってしまった。


「とりあえず、みんな自己紹介しよ!」
まゆが言った。
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